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タイトルは永遠に暫定の巻
Posted by 三ツ沢大介 - 2010.08.22,Sun

昔、関西のお昼のワイドショー番組でやってた心霊写真の謎を暴くのコーナー。今なんとなく検索かけてみたらyahoo知恵袋で「心霊写真というものは100%ないという事を大前提としている」とかいう答えがベストアンサーになってた。大きく間違ってはいないと思うけど、個人的にはちょっと違う印象を持ってる。



どういう事かと言うと、あれはあくまでも「心霊写真のように見える写真をプロの視点から解析する」コーナーであってTVタックルなどにあるような「心霊写真なんてものはトリックなんだよ、ほらこうすれば撮れるじゃん」的なただただ下世話なもんではなかった。

知らない人の為にコーナーの流れを説明すると
1:番組に心霊写真ではないかという写真が送られてくる。
2:プロのカメラマンの方(だったと思う)が写真を見て大まかな見解を出し
  実際に写真を撮って検証。
3:場合によっては写真が撮られた場所に実際に出向いて検証する(ここはVTR)。
4:生放送中に結果を報告。
こんな感じ。

なにが凄いって3が凄い。
この手の番組はまず2で済ます。自分に都合のいい例を持ち出すか、ひどいときはなんの検証もせず、否定派の一方的な見解で終わる。
ところが3の手順が入ると、検証する側の労力も大きくなるがぐんと説得力が増す。実際、2の段階まででは原因がわからなかった物が3を行ったおかげであっさりと解決するパターンも多かった。例を挙げると

・植え込みの根元に人の顔が!→根元にそういう看板が転がってました。
・被写体の背景の大岩の上に小さなおばあちゃんが!→実際にそういう人形が置いてありました。
・被写体の背景の室内にお侍さんが!→実際にそういう人形が略

この手間のかかる工程にプロの意地みたいなものを感じてすごく好きだった。

ただ、自分が一番素晴らしいと感じたのはこの方が「あくまでも写真家としての見解以上の事は言わなかった」事。あくまでも自分の検証の結果にのみ結論を求めてると言うか。
それが心霊写真なのかどうかではなく、プロの目から見て技術的に説明がつくかどうか、またそれが立証できるかどうかのガチ勝負。
だからごく稀にどうしても説明がつかなかったりした時(自分の観たかぎりでは一度か二度あった)は、正直に「これは原因がわかりません」と言う。それ以上の事は言わないし、自分に都合のいい強引な解釈もしない。
心霊の肯定否定じゃなく、あくまでも自分の立脚点以外からの考察はしない真摯な姿勢がほんとに素晴らしかった。

否定するのではなく、検証する。冒頭に書いた「ちょっと違う」の理由はそんな感じ(ただし検証側の立場やプライドがあるので検証はかなり真剣だったように見えた)
肯定も否定もするだけなら簡単だけど、ただただ自分の中の常識だけに頼っての頭ごなしじゃ人を納得させるのは難しいと思いますよ。

※今になって思えば4の生放送っていうのも好印象の一因かもしれない。実際に検証した人が生放送で話しているので、コメントを変な方向に編集出来ないからね。 

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プロフィール
HN:
三ツ沢大介
性別:
男性
自己紹介:
「たみそ」だったり「三ツ沢大介」だったりします。
徳間書店COMICリュウにて「すみっこプリマU-15」連載してました。
単行本全2巻発売中。

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mitsuzawadai@hotmail.com まで
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